病気から学んだこと

記事内に広告が含まれています。

病気になると、誰しも心にダメージを受け、ショックを感じるものです。

しかし、病気はマイナス面だけではありません。

立ち止まり、自分の生き方を見直すきっかけにもなります。

良い生き方であるなら、確信を深めることになるでしょう。

でも、病気になったわけですから、多分、反省することが多いのではないかと思います。

そして、自分をリセットさせ、オーバ-に言うと、考え方や生活態度を大きく変えて、言わば生まれ変わることもできるのではないかと思っています。

「ご自愛ください」を理解する

私も前立腺肥大からくる尿閉塞を経験し、人体がよくできていることを実感できました。

本人の意志とは別に、その人を生かそうとする様々な仕組みが、私たちの体に内在していることを実感することができました。

自律神経とはよく言ったものです。

24時間、365日休みなく私たちの体を見張り、体調をコントロールしてくれています。

この働きを、全部自分一人でコントロールしようとしたら、膨大な仕事量となることでしょう。

食事をするときには胃と腸が働くようにセットし、すい臓から消化液も出るようにセットします。

食事や運動で暑さを感じたなら、汗をかくようにセットしなければなりません。

反対に寒さを感じるようになったなら、体内の熱を逃がさないように調節します。

そのような働きをあげればきりがないほどの膨大な量となることでしょう。

それらの働きを、言わば全自動で行っているのです。

自分の知らないところで、知らないうちに体調が良く保たれるように働いてくれているのです。

腎臓の働きについても、これまではあまりよく知りませんでしたし、気にも留めてはきませんでした。

しかし今回、前立腺肥大を経験して、自分の命に直結するとても重要な臓器であることをまざまざと実感させられました。

ちょっと調べてみると、腎臓には糸球体というものがあるということです。

これは、本当に小さな血管のようで、ここを血液が通るときに、不要な老廃物などが尿と共にろ過されるということです。

ろ過装置は今でも様々使用されています。

毎日のきれいな水を飲むにもろ過は欠かせません。

他にも、おいしいコ-ヒ-を飲むにも、室内の空気をきれいにするためにも、フィルタ-というろ過装置が使用されています。

このような、高度なろ過装置が腎臓に備え付けられているとは、不思議としか言いようがありません。

よく、手紙の末尾に「ご自愛ください」、という表現を見ることがありました。

この「ご自愛」には、まさに自分の体そのものを大切にしてください、という気持ちが含まれていると思います。

そこには、私の体は自分のものだから、自分がどうしようと自分の勝手だ、などと考えてはいけないこと。

むしろその人のために、その人の体が、絶えず体の状態をチェックし、働いてくれていることを思い出させてくれます。

もし体が働きを止めたなら、すぐに体には異変が起こり、様々な病気になることでしょう。

ですから、自分の体を大切にすることは、結局は自分のためになることを教えているように思えてなりません。

「ご自愛ください」という言葉は、単なる挨拶ではなく、 “あなたの体はあなたを守ろうとしているのですから、どうかその体を大切に” という深い願いが込められているのだと気づきました。

きっと、誰でも便秘を経験していると思います。

しかし便秘には良いところが一つもありません。

むしろ、便秘は危険であることを私も体験させられました。

血圧を高くし、場合によっては脳溢血をおこし、命を落とすことすらあり得るほどの危険なものです。

脳溢血にはならなくても、痔になる可能性もあります。

私も便秘で苦しんでいる時、肛門近くにふっくらと、とんがっている盛り上がりを触診しました。

これもきっと便秘がもたらしたものなのでしょう。

そして、もしかしてこれはいぼ痔なのではないだろうかと、ふと思いました。

もしそうであれば、これもまた手術で取り除く必要があるのだろうか、と心配しました。

それでもしばらく時間が経つと、いつの間にかそれは消えていました。

あれはいぼ痔だったのか、そうではなかったのか、今となっては真相は不明となりました。

またトイレでいきむ時間も回数も増えると、私のように脱腸を誘発する危険性もあります。

その手術のために、時間もお金も掛かります。

便秘は有害だらけと言えるでしょう。

以前、動物は便秘にはならない、と聞いたことがあります。

その理由は我慢しないから、というものでした。

私も、飛んでいる鳥からフンをされた経験がありますが、まさに動物には恥も遠慮もありません。

しかし私たちは動物とは違います。

様々な理由で我慢しなければなりません。

この我慢も長いと、便秘をもたらす理由のようです。

特に女性には、我慢する傾向がある、と聞いています。

動物から学べる便秘を防ぐ一つの方法は、便意を感じたなら、できるだけ早くトイレに行くことのようです。

便秘は決して軽く見てはいけないと痛感しました。

しかし、適度な水分補給、規則正しい生活、そして便意を我慢しないこと──

これらを心がけるだけでも、体は確実に応えてくれます。

病院の皆さんに感謝と協力を示すことの大切さ

今回、前立腺肥大になり、その関係で様々な医師の方や、看護婦さんたちにお世話になりました。

やはり職業柄、優しい人が多いと感じました。

というより、優しくない人はいませんでした。

患者の私たちが十分に回復するように、最大限の努力をしてくれていることを確認できました。

それで病院スタッフの皆さんに感謝することは当然ですが、こちらも協力する必要があることを改めて知ることができました。

感謝と協力を示すなら、スタッフの皆さんも気持ちよく働くことができます。

そしてそれがまた、私たちにも良い影響となって現れる、相乗効果も生み出すのではないかと思いました。

病気はつらい経験でしたが、私はそこから多くを学びました。

これからも、自分の体と心を大切にしながら、生き方を整えていきたいと思います。

まとめ

私が病気になったことで得たプラス面の幾つか。

  • これまでの生き方を振り返って調整した
  • 自分の体の働きを知り、体をいたわるようになった
  • 便秘の怖さを知り、予防に努めるようになった
  • 病院スタッフの皆さんには感謝と協力が大切

「前立腺肥大から学んだこと ― 私の総まとめ」はこちら。

タイトルとURLをコピーしました